会計ビッグバン前はそれを放置していても表面上は問題になりませんでした。しかし、時価会計になるとその不足分は一気に表面化します。もし、この不足分を補填できなければ、企業も個人もお手上げとなるわけです。そこで、運用方法を原則として加入者が決め、運用に失敗してもそれは加入者の責任として企業が穴埋めする義務がない制度が動き出します。日本版401Kと呼ばれる「確定拠出型」で、外国株、日本株、内外の債券など、加入者が自ら商品のリスクを晩みながら運用するわけです。このヴイークルが投資信託になります。この「確定拠出型」が動き始めると、ゼロ金利に蝉れを切らしている預貯金とともに、個人の資金は証券市場にどっと押し寄せてきます。証券化商品であるABSは、これらの資金の格好の対象になります。裏を返せば「売り手市場」になってくるわけです。そんななかで、証券化商品は魅力のある人気商品に育ちつつあります。特に、ABSは格付機関によって厳しくチェックされ、同じ格付けの普通社債(SB)と
◆1.QUICK情報の「ABS情報」インターネットは大変便利なものです。これまでは、新聞雑誌や個別に調査しなければならなかったことが、瞬時に入手できるからです。最大のメリットはそれぞれの商品を比較でき、個別のパソコンに取り入れて加工もできます。ABS商品もここ数年で画期的に増えてきました。ABS’情報も99年8月からQUICK情報として、インターネットで検索が可能になりました。QUICK’情報の一部を紹介すると次のようになります。